運動療法体操

運動療法体操への想い

宮脇大です。

人生100年時代と言われて久しいですが、ご存知の通り、健康寿命は必ずしも長くはない。

医師として、今まで大変多くの方を診てきました。

高血圧の方、糖尿病の方、コレステロールの高い方。狭心症や心筋梗塞になった方、心不全になった方、脳梗塞や脳出血になった方。もっと重症な方では、心肺停止になった方、心臓移植を受けた方・・

みなさんの生活の中に「運動」があることで、まだ大きな病気になっていない方も、すでになってしまった方も、これからの未来は大きく変わります。

生活習慣病、心臓・脳血管疾患、がん、認知症、フレイル、ロコモティブシンドローム・・・言い出せばきりがない、この高齢者を取り巻く疾患は、「運動」によって、予防・改善・早期発見・進行の遅延が可能であると、医学的に証明されています。

医学的に正しいことを、理にかなったことを、あとはやるだけです。

30分間の有酸素運動、30分間の筋力トレーニング、これを週に2回やることで、みなさんの未来はとても豊かなものになるでしょう。

年をとっても、やりたいことがやれる自分でありたいのは、誰でもそうでしょう。

旅行いったり、美味しいものたべたり・・

介護を受けずに、自分で生活したいですよね??

いつまでも健康でいるために、楽しく、笑顔で、みんなと運動療法体操しませんか??


体操の種類

運動療法体操は効果を最大限に出すため、「有酸素運動」と「筋力トレーニング」の2種類の運動を組み合わせるプログラムで構成しています。

それぞれどんな運動か動画を併せて解説していきましょう。

1.有酸素運動

国立循環器病研究センターの心臓リハビリテーション(回復期心リハ)で行われている60分間メニューと全く同じものを提供しています。

心拍数を(220-年齢)x0.6〜0.7程度になるようにbpmを設定し、有酸素運動をしっかりとおこなっていただきます。

2.筋力トレーニング

筋力をUpさせる、というよりは、保持していただく。これが大事だと考えています。

痛みのない範囲でレジスタンスバンドを用いて、可動域をしっかり広げることで、腰痛や肩こり予防にもつながっています。


運動療法体操
〜健康の集い〜

Doctor’s Fitness 運動療法体操では、定期的に健康の集いを開催しています。

医師と学ぶ、予防医療

宮脇大先生をはじめ、様々な分野で活躍する先生が、生活習慣病、心臓・脳血管疾患、がん、認知症、フレイル、ロコモティブシンドロームについて正しい知識を、わかりやすく、みんなで学べる会を定期的に開催しています。

プロと学ぶ、
痛みのないからだづくり

ひざ、腰、肩の痛みが生じないようにするためのコンディショニング講習会を実施しています。

アスリートの身体のコンディションを整えるプロのアスレティックトレーナーや、病院でリハビリを担当する理学療法士が、皆様の健康づくりを支えるために、定期的に正しいストレッチ方法を始め、痛みのないからだづくりにつながるセミナーを実施しています。

管理栄養士と学ぶ、
健康寿命を伸ばす食事

食事と栄養は切っても切り離せない大事なことです。

毎日のことだからこそ難しい・・世の中にあふれている多くの情報ではなく、本質的で重要なことを正しくお伝えしていくセミナーを実施しています。

筋力を落とさないためには??

太らないためには??

糖尿病にならないためには??

皆さんと楽しく健康な食事について学びましょう。

体力測定の会

みなさんが、どれほどの体力があるのか、定期的に体力測定を実施しています。

身長・体重・骨格筋量をはじめ、握力、歩行速度、立ち上がり運動など、文科省等が進めている体力測定を実施し、皆様の健康づくりの成果を目に見える形でお伝えしていきます。